12月1日から、2014年卒の就活が本格的にスタートした。
就活を始めるにあたって、
自分がどんな仕事をしたいのか、
自分が仕事に何を求めているのか、などについて少し書こうと思う。
僕がまず仕事に求めるのは、給料だ。
やりがいや社会貢献、自己成長などさまざまな要素があるけれど、
やはり給料が最重要だと思う。
なぜかというと、
仕事とはお金を稼ぐことだからだ。
やりがいを求めるのであれば、
働かずにスポーツや音楽やその他自分の好きなことをやればいい。
そっちのほうがずっとやりがいがあるだろう。
社会貢献をしたいのであれば、
給料をもらわずにボランティア活動をすればいいだろう。
自己成長の場を得たければ、
たくさんの本を読み、頭や体を動かして実践すればいいだろう。
習い事をしたっていいだろう。
要するに、
仕事っていうのは「お金を稼ぐ」という目的ありきの行為なんだから、
やりがいや社会貢献や自己成長なんていうのは、
そこにぶらさがっている要素でしかない。
だから自分が納得のいく給料をもらえなければ、
どんなにやりがいがあったって、そのうちに嫌気がさすだろう。
ただそうはいっても、給料のいい会社なんてこの世には山ほどある。
一億円プレイヤーになりたいのなら話は別だけれども。
だからそこで初めて、給料+αの何かを求める。
自分の場合は、「海外」というキーワードが軸になっている。
その詳しい理由は、ここに書くと長くなりそうなのでまたの機会にする。
でもとにかく自分は「海外」という要素にものすごく価値を見出していて、
少しぐらい給料が低くても、外に行けるチャンスがある方を選んでしまいそうだ。
それぐらい海外には魅力がある。
少し話は戻るけれど、
自分の周りにはお金に関して少し勘違いしている人がいるように思う。
お金があっても、モノは買うことができない。
サービスを受けることもできない。
モノやサービスを購入するためには、お金と時間が必要だ。
たとえば1億円持っていても、
24時間働きづめでオフィスから出ることができなければ、
吉野家の牛丼すら買うことができない。
だから給料と同じぐらい、自分の時間というのも大事だと思う。
休みがあるからこそ、お金を使うことができる。
お金を使うことができるからこそ、お金を稼ぐ必要がある。
労働というのは基本的に自分の「時間」を、「お金」という紙切れに換える行為なので、
自分の持つ時間とお金とがちょうどバランスよく取れるあたりが、
自分にとってベストな地点となるように思う。
極論をいってしまえば、休日がなければお金を稼ぐ必要はない。
休日があるからこそ、給料の高低という要素が非常に重要になってくる。
ここまで書くと、こいつは金のことばかり考えていると思われるかもしれない。
たしかにそうだ。
でもそれは大事なことなんじゃないかと思う。
金の話は一般的に汚いとされているけれど、
世界がお金をベースにして回っているのは紛れもない事実だ。
お金を無視して生きることはできない。
だから、お金という現実的な部分から目を背けず、
しっかりと向き合ったうえで、さらに自分の求める価値を仕事に追求する。
お金はいらないから自分の好きなことがしたい、というのは、
言い方は悪いかもしれないがある種の現実逃避だ。
自分の好きな、たとえばバスケをプレイできる代わりに、年収が100円だとする。
本当にそれでいいんだろうか。
自分の好きなことができればいいんだろうか。
それは違う気がする。
だからこそ、いろいろな部分をよーく見て、吟味して、
自分に合った職を探さなければいけない。